小さいことを重ねることがとんでもないところに行くただ一つの道だ。
イチロー(野球選手)
どもです。ユユハラといいます。
以前は毎日酒浸りでしたが、習慣化のテクニックで人生が好転。
習慣化のテクニックをブログで発信しています。
社会人になって仕事に追われながらも「勉強したい」と思っているそこのアナタ。
まずは「勉強への意欲がある」その事だけでも褒めてあげたい。素晴らしい!
社会人になってからも勉強って大事です。でも、実際の社会人の平均勉強時間知ってます?
1日6分、だそうです。
短っ!
これは全く勉強しない、「時間ゼロ」の人が大半であるためこのような数字になっています。
もちろん皆さん仕事や家庭で忙しいんです。勉強ゼロの人を責めるわけではありません。
この記事は、そんな忙しい中でも「勉強したい・・でもなかなかできない」と悩んでいる方にむけた「勉強の習慣化方法」を、極力具体的にお伝えします。
勉強を続けるのに有効なただ一つの方法、それが「習慣化」です。
人間のやる気・モチベーションは超きまぐれ。そんなものに頼ってはなにも行動できません。
じゃあどうすればいいかというと・・
「作業興奮」という言葉があります。
人間のやる気という物は作業を開始してから5分程度たったら湧いてくる、興奮してくるものなのです。やる前からやる気のある人間なんていません。
習慣化とは、「やる気がなくても」自動的に行動を起こすテクニックの事です。
モチベが無くても、いやいやでも、とりあえず体を動かして勉強をやる。
勉強は、量が最も大事なんです。とりあえず積み重ねましょう。
具体的には以下の5つに絞って解説していきます。
さっそく行きましょう!
勉強時間を小分けにする
1回の勉強時間を短くしよう
勉強を小分けにしましょう。例として、私の勉強スケジュールはこんな感じです。ちなみに現在は簿記と英語を学習中。
朝、朝食前に30分
出勤中、音声学習30分
帰宅中、音声学習30分
帰宅後、入浴前に30分
合計 2時間
「今から2時間勉強しよう」と思うとかなりハードですよね。
始めるハードルを低くするのが習慣化には最も重要。
「今から30分だけ、途中でも30分たったら終わる」と決めれば、2時間の勉強にくらべればかなり取り組みやすいはず。
30分がしんどければ15分、10分、なんなら5分でもいいんです。
今から5分だけ、と決めてしまえばとっかかりやすくなるよ!
まずは、継続する。それだけを目標としましょう。
慣れてきたら、少しずつ時間を増やしていけばいいんです。
音声学習を活用しよう
さきほどの私の例を見ると、2時間のうちの半分が通勤時間中の音声学習です。
TOEICの勉強のため、「DUO3.0」という有名な参考書のCDを聴きながら暗唱しています。
その前は衛生管理者という資格の勉強をしていたのですが、youtubeの関連動画をダウンロードして流しっぱなしにしていました。
耳で聞きながら暗唱すると結構覚えられるよ!
「耳で読書する」オーディブルが人気ですが、音声での学習は両手が塞がっていても可能なので超快適。車を運転しながらでも可能です。取り入れていない人はすぐに試してみてください。
勉強のタイミングを固定する
意思力にまかせてやるのではなく、1日の中で「このタイミングで勉強する」と固定しましょう。
習慣を定着させるには、習慣の前の「トリガー」を決めておきます。
「この行動をしたら、そのまま机に座って勉強をする」と決めて、毎日行うのです。
このようにすることで、「勉強を今からするべきか否か」といった人間の判断の余地がなくなり、機械的に習慣を行うことができるのです。
「if thenプランニング」と呼ばれるやり方で、メンタリストDaigoさんが紹介していることで有名ですね。
ちなみに、ルーティンの固定にはapplewatchが超オススメ。以下の記事でapplewatchを用いた習慣テクニックも紹介しているので見てみてください(^^)
明日の自分を信じちゃダメ!
朝におすすめのタイミング
朝、勉強するのにおすすめのタイミングは
起床後、軽い作業を一つ終えてから です。
起床⇨即勉強ができる方ならそれでも良いのですが、たいていの人は頭がまだ眠っており、最高のパフォーマンスを発揮できません。
起床後、家事などの体の負担が少ない活動を挟むことで、脳と体が稼働した状態で勉強にとりかかることができます。
筆者の場合、起床後に洗濯物を片付ける作業を行い、ウォームアップしています。
好きなyoutubeを流しながらの作業で、楽しく一日をスタートしています。
ついでに奥さんの好感度も上げられて一石二鳥・・!
夜におすすめのタイミング
夜、勉強するのにおすすめのタイミングは
「帰宅前にどこかに寄って勉強」もしくは「帰宅後、すぐ」です。
体がリラックスモードに入る前に、目標の勉強時間をやっつけてしまうことを心がけましょう。
家の外が集中できるタイプの方は、図書館やカフェなどに寄り道。家で集中する方は、帰宅後、即。
帰って、上着を脱ぐ前に参考書を開いて机に座りましょう!
体がOFFになる前に、やること済ませちゃおう!
資格講座などに課金する
身もふたもないですが、勉強のために金を払いましょう。
おすすめはオンラインで完結する講座。たとえば下記で紹介している「スタディング」は、テキスト・講座ともにオンライン完結。動画をダウンロードして音声学習もできるのでオススメです。
講座は途中で解約できないものを選びましょう。後戻りできなくするのです。
心理学用語で「サンクコスト効果」というものがあります。
払ったコストの元をとろう、とする人間の性質をいいます。
高いお金を払ってしまうことで、挫折しそうになったときに「〇〇円払ったから無駄にできないな〜」という考えが、防波堤となってくれるのです。
自分の小遣いでやると余計に「やらないと・・」ってなるよ!
思い切ってポチろう!
以下の記事では「サンクコスト効果」を利用した禁酒のテクニックも紹介しています!
記録をとる
オンライン講座は、「勉強時間の記録」を取れるものがオススメです。
習慣継続のテクニックの一つに、この「記録をとる」というものがあるのです。
記録をつけておくことで、
- 毎日目標を意識する事による、モチベーションの維持効果
- 積み上がった記録を無駄にしたくないという、サンクコスト効果
この両方の効果が得られます。
勉強時間をとるためのアプリもありますので、こういったものでもOKかと思います。
勉強の質を追求しない
社会人の勉強においてこれが最重要かもしれません。
学生とは違い、とにかく社会人には時間がない。なかなか勉強時間を確保しようとおもっても難しい。30分の勉強が難しい日だってあるのです。
思い通りに勉強できなかった時に出てくるのが「やっぱり勉強続けるのは無理だな」という「言い訳」です。「こんな勉強量じゃやっても無駄だ」「全然頭に入ってこないからもうやめにしよう」。
とりあえずあなたの目標は「継続すること」この1点のみです。時間がなければ10分間ノートを見返すだけでもOK。全然理解できなくてもOK。
これだけで、社会人の平均勉強時間:6分を上回ることができました。おめでとう!貴方は平均以上の存在です!
とにかく継続できればそれでOK!
「上質な勉強=結果」のではありません。
「勉強時間=結果」なのです。何時間勉強したか、その積み上がった数字だけを見るようにして、毎日機械的に続けて行きましょう。
テストの日と、勉強する動機を紙に書いて貼っておく。
勉強する動機と、テストの日を紙に書いて、部屋の見えるところに貼っておいてください。
動機は具体的であればあるほど良いです。
(例:資格を取ってこの仕事について年収〇〇万円稼いで一戸建てを〇〇歳までに購入!など)
プライミング効果、という心理学用語があります。人間は事前に目で見たり、耳で聞いたものの影響をものすごく受ける生き物なんです。
- ・老人の写真を見せる ⇨ 歩く速度が低下する
- ・肉体労働の前にエナジードリンクを見せる ⇨ 忍耐強くなる
具体的な目標を目にする事で、無意識から目標に近づこうとしてしまうのです!
大谷翔平選手が、高校時代から目標を部屋に張り紙していて、実際に達成したエピソードは有名ですね。これと同様の効果を狙っているといえます。
無意識に刷り込もう!
さいごに
まとめると、
・1回の勉強時間を短く、小分けに勉強しよう
・朝は起床後1つ作業を挟んでから、夜はリラックスする前に勉強しよう
・課金して、元をとろう。記録もとろう。
・勉強の質は後回しにて、「継続する」ことのみを日々の目標としよう
・勉強の動機と、テストの日を張り紙して毎日見よう
こんなかんじです。
「勉強する」というスキルは「何かを身につけるためのスキル」です。
毎日勉強するコツさえ身につけてしまえば、そんなに苦労と感じずに新しいスキルを身につけられるようになり、毎日が楽しくなるはず。
忙しい中ですが、一緒に頑張りましょう!
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