部屋に溜まっているのは汚れではない。
ホコリや汚れを放置した過去の自分が堆積しているのだ。モノを減らし掃除をかんたんにすれば、掃除を習慣にできる。
佐々木典士 著「ぼくたちにもうモノは必要ない。」(ワニブックス) より
毎日、やるべきときにやった自分と向き合えるようになる。
どもです。ユユハラといいます。
以前は毎日酒浸りでしたが、習慣化のテクニックで人生が好転。
習慣化のテクニックをブログで発信しています。
部屋の片付け、みなさん習慣化できていますか?
部屋の片付き具合=現在の調子ですよ!
この記事ではなかなか部屋が片付けられない人向けに、「4つのコツ」をお伝えしていきます。
今からお伝えする4つのコツだけを意識することで、部屋が綺麗になっているはず。
明確なルールがあれば、片付け自体が楽しくなりますよ!
ちなみにこの記事は、名著「トヨタの片付け」を参考にしています。
私はこの本に出会って「片付け」への考え方が一変、職場の片付け改革を始めました。「掃除は自分磨き」といいますが、片付けを進めることで本当に自分が成長していく感覚があったんです。
職場が片付いたことで職場の生産性は大幅アップ、私の評価と自信に繋がった経験があります。
私の人生を変えてくれた一冊。オススメ!
ここで紹介する以外にも超役立つテクニックが満載なので、興味を持った方はぜひ!
それでは順番に解説していきましょう!
まずは捨てる
まずはモノを捨てましょう。捨てる基準は
問答無用で捨てるもの
- 1年以上使っていないもの
- 「いつか使う」でとってあるもの
このどちらか、もしくは両方にあてはまるものは問答無用で捨ててください。もちろん、これ以外にも捨てられるモノは全て処分です。
人生は1年の繰り返し。1年使わなかったものは一生つかいません。
「いつか使う」ものは、使う時が来たら買いましょう。
モノを置くスペースもコストのうちです。
無駄にスペースを埋めないことも大事だよ
どうしても使う気がしたり、高価だったりで捨てる踏ん切りがつかないものは、次で紹介する「赤札作戦」を取ります。
赤札作戦を行うもの
- どうしても使うタイミングが来そうなもの
- 購入のコストが高くて捨てる踏ん切りがつかないもの
赤札作戦とは、その名の通りモノに札を貼ってください。札には、以下のように事項を記載します。
〇〇年〇〇月○○日(1年後の日付)まで出番がなければ処分する
〇〇年〇〇月○○日(今日の日付) ユユハラ(自分の名前
そして、日付がくるまでそこに残っていたものは完全に不要なモノとなります。処分しましょう。
赤札作戦が有効なのは、自分で判断をしなくて良くなる点です。札を貼ったものが目につくたびに「処分しようかどうするか」という判断を迫られることがなくなり、「日付がきたら処分するだけさ」と気にしなくなるのです。そして、1年出番がなければ、気持ちよく捨てることができます。
1年使わなかったモノは本当いらないですから!
これは覚えておきましょう。
モノの住所を決める
モノを処分してすっきりしたところで、「モノの住所を決める」作業に移りましょう。
出番の少ないモノから奥に
鉄則として、出番の少ないモノは奥に、出番の多いモノは手前に。基本中の基本です。
これで、毎日の作業の生産性がグッと向上します。この基準で住所を決定したら、次。
明示する
住所を明示しましょう。
モノを置く場所に、そこに置かれるモノを表示しておくのです。
例えば引き出しの中なら、「電卓置き場」「ペン置き場」「修正テープ」「ふせん」など、文字に書いてシールを貼る。もしくは、そこに置くべきものの写真を撮って、同じ大きさに切って貼っておく。
写真を貼っておくやり方を「姿置き」といいます。誰が見ても同じ片付け方ができるので、職場など複数の人が使う場所だと特に効果的です。
電卓の写真が貼ってあるところに
違うものは置きづらいからね!
「誰でもわかる」ようにするのがポイント!
人間、一度場所を決めても絶対忘れちゃいますよね。
このように場所をはっきりと表示することで、毎回同じところに同じものがしまわれるようになり、「モノを同じ場所に片付ける」という習慣が自動的に形成されるようになります。
この時点で部屋はかなりキレイになっているはず。
次の「デジタル化」で、さらに整理しちゃいましょう。
紙はデジタル化
どうしても紙が家に溜まりますよね。特に子供がいると幼稚園・学校などの連絡はまだ紙ベースがメイン。しかもどれも捨てづらいため、紙で部屋が溢れかえるはめになります。
モノは、溜まっているところに溜まっていく性質を持っています。
紙の吹き溜まりを作ってしまうと、「とりあえず紙ものはここに置いとこう」となり、どんどん蓄積されてしまうわけです。
「とりあえずココ」は、捨てるのをめんどくさがっているだけ!
紙は全てデジタル化しましょう。
スキャナがなくてもスマホで充分。カメラで写真に納めて、googleドライブかevernoteに放り込み、紙は処分しちゃいましょう。
たくさんの書類を一気に取り込む場合は、こちらのスキャンアプリがおすすめです。
シャッターを押さなくても自動的に取り込んでくれるので、スムーズに取り込みが可能。
デジタルの写真にしておいてフォルダ分けしておけば、取り出したい時にも早く取り出せますので、一石二鳥。
使用頻度が高いもの(幼稚園のカレンダーなど)は冷蔵庫に貼るなどしておいて、毎日見ないものは全部写真でOKです。
また、「子供のお絵かき」「子供の工作」なんかも写真にとって処分する方法があります。これは中田敦彦さんが紹介していたやり方。確かに子供の工作、どんどん増える一方なんですよね。
子供の工作本当迷いますよね。
中田さんは神
よっぽど素晴らしいものは飾るなどして、日常の作品群は写真に納めてポイ。
写真の方が一生残って後で見返せますし、合理的です。
デジタル化して捨てる紙もの
- 毎日使わない紙での連絡
- 子供のお絵かき、工作
吹き溜まりを作らない
ここまで実行できれば、すでにあなたの部屋はかなりキレイになっているはず。
この項は、キレイを保つための秘策です。
モノは、溜まっているところに溜まっていきます。
「モノの吹き溜まりを作らない」事を意識して、整頓された部屋を保ちましょう。
以下がモノの吹き溜まりの例になります。
吹き溜まりの例
- ドアの裏
- クローゼットの奥
- パーテーションの裏
- デスクの足元
- 壁際
主にオフィスでありがちな場所たちですが、「壁際」は家でも重要。「トヨタの片付け」でも「壁際から見ろ」という言葉が紹介されているように、壁際に人はモノを置きがち。
これらにモノの置き場を作らない、と意識をもつだけで、モノの吹き溜まりができにくくなります。
さいごに
まとめると、
まとめ
- 1年使っていないもの・いつか使うもの は捨てる
- 捨てる決断ができなければ、赤札作戦
- モノの住所を決め、明示することで片付けを習慣化
- 紙は極力デジタル化して処分
- モノは溜まっているところに溜まる。吹き溜まりを作らない
となります。
このルールは家庭でも職場でも絶大な威力を発揮しますので、ぜひ取り入れてみてくださいね!
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