早起きは全ての起点。早起きすれば1日を有効活用し、やりたいことができる時間が増えます。
ただ、早起き習慣は運動・禁酒禁煙と並んで最難関の習慣の一つ。「眠気」の誘惑に勝てないんですよね。
この記事では、元々超夜型だった私が、5時起きを定着させたテクニックを紹介していきます。
早起きするまでは・・
もともと私は大酒飲みで、毎日日付が変わるまで酒を飲み、休日は昼過ぎまで眠っているようなぐうたらでした。
当然毎日寝不足と二日酔いで体はボロボロ。
あるひ一念発起して早起きに挑戦。
当然最初はなかなか定着せず苦労しましたが、これから紹介するtipsを一つづつ編み出し、今では2年以上5時起きを継続できています。
一つ一つはしょうもない話ですが、確実に効果があるのでお試しあれ。
目覚ましを寝室の外に置く
めちゃくちゃしょうもない話ですが、効果は絶大です。
寝室の外に目覚ましorスマホを置いておき、爆音でアラームを設定。これだけ。
これは効果ありますよ〜。
アラームを止めるには「起きる⇨寝室の外に移動」というプロセスがいるため、早起き最大の難関である「ベッドから起きる」をクリアできるのです。
家族がいる方はさらにオススメ。家族の了解を得た上ですが。
私は家族も同じフロアで寝ているのですが、「迷惑をかけたくない」意識が働いて絶対に起きれるようになりました。
モーニングルーティンを固定する
起床〜朝の身支度終了までの流れを固定しましょう。
人間は習慣の生き物と言われ、「今日やった行動を明日も行う」性質を持っています。
今日二度寝したら、明日も二度寝するということ。
逆に、朝起きて、運動して、読書して、優雅に朝食を楽しんで・・という理想の朝を過ごせば、明日以降もそれが続くことになります。
自分の理想のモーニングルーティンをリスト化しておき、毎日こなすようにしましょう。
ポイントになるのが休日。休日でも、モーニングルーティンは平日と同様にこなす事が超重要。
休日だからといってダラダラしてしまうと、翌日も同じ行動を行う習性がついてしまい、理想の朝は遠ざかっていきます。
誘惑に負けそうになったら、「今日やったことを明日もやる生き物だ」という事を思い出しましょう!
todoリストアプリでモーニングルーティンを管理
明確にしよう
朝は頭が完全に目覚めきっていないため、ルーティンを忘れてしまったり、サボりたくなったりしがち。
そのためにルーティンを明確にリスト化して1個1個潰すようにしてください。
リストを見ながら行っていけば、「あれやってなかった」「次何やるんだっけ?」がなくなります。
applewatch+things3が有効
ここで私が活用しているのがApple Watch。
モーニングルーティンを「things3」というアプリでtodoリスト化しています。
いつでも手元にtodoリストがあるので、いちいちスマホを開けなくてもリストを操作することができるというわけ。
スマホとできること一緒なんでしょ?とスマートウォッチを敬遠される方は多いですが、「いつでも手元に」は思った以上に便利。私の早起きに絶大な貢献をしてくれました。
Apple Watchの素晴らしさの記事はこちら。
Apple Watchで活用する最強のtodoリストアプリ「things3」は以下の記事で紹介しています。
起床時間を一定にする
人間は、起床して朝の光を浴びてから15時間後に眠気がくる仕組みになっています。
当然、起床が遅くなれば入眠も遅れる⇨翌日の起床も遅れる、という負のループに。
また冒頭でも述べましたが、人間は「今日やったことを明日もやる」生き物。
休日に遅くまで眠ってしまうと、翌日以降の起床も当然に遅くなっていきます。
休日こそ意識して早起きを。
寝る前に起床時間を3回唱える
オカルトでも根性論でもなく、科学的に有効な方法です。
人間の目覚めには「コルチゾール」というホルモンが関わっているのですが、コルチゾールは「言語でプログラムできる」と言う性質を持っているんです。
なので、「明日は5時に起きる」と唱えてから寝ると、夜中に5時起床に向けてコルチゾールが分泌しだすという仕組みになっています。
人間の脳は自身の発した言語にモロに影響を受けると言いますが、不思議ですね〜。
起きたらすぐに目薬
目薬、意外と使っていない人多いようですが効果絶大ですよ!
起床後、体はなんとなく起きていても、目がしょぼしょぼして眠い気がする。
こんな感覚は誰しも感じたことがあるはず。
単純に目薬で目をスッキリさせてあげましょう。
誰でも思いつく方法ですが、意外とやってない方多いのではないでしょうか。
シンプルですが効果絶大。目薬はどんなのでも良いかと思います。目の渇きを癒すのが目的なので。
私は↓を使ってます。
メザミーで朝散歩
「寝坊したら強制課金」という恐ろしいアプリ、「メザミー」。
私はこれを使いだしてから二度寝を完全にやめる事ができました。
詳細は↓の紹介記事に記していますが、このアプリは「自宅から100m以上離れる」事が起床報告の条件になっています。
100m歩こうと思うと、往復で5分程度散歩する形になります。
この「朝に散歩する」という習慣は「最強の朝の習慣」と言われていて、精神科医の樺沢紫苑さんが激推ししている習慣。
こんな効果が提唱されています。
朝散歩のメリット
- リズム運動+日光を浴びることで「セロトニン」が出て元気になる
- 太陽の光を浴びることで体内時計がリセットされる
5分歩くだけも効果があるとの事なので、メザミーの起床報告でも良い効果があると言うこと。
もちろん、アプリの売りである「寝坊したら課金」という恐怖も効果絶大。
一瞬「まだ寝ようかな」という誘惑が頭をよぎっても、すぐに振り払う事ができます。
最初は軽い家事から始める
寝起きからいきなり激しい運動や、難しい勉強に取り組むのは少し注意が必要です。
起きてから「重いタスクをしなければならない」と言うプレッシャーがあると、起きるのがおっくうになってしまう可能性があるから。
また、起きてすぐの急激な運動は心臓に悪い。
起き出してからは家事などの「軽いタスク」を最初に持ってきましょう。
家事をこなしながら体を起こせて一石二鳥!
心にも、心臓にも優しく。ちなみに私は以下の順番でモーニングルーティンを行っています。
- 起床、一杯の水を飲み、バナナを食べる
- メザミーの起床報告のため朝散歩
- 帰宅して瞑想
- 洗濯物片付け
- ブログ執筆
- 朝の運動・筋トレ
- トイレ清掃
- 朝食
- シャワー・身支度
- 出勤
水を飲んで体内を起こし、朝散歩と洗濯物片付けで体を徐々に起こしていく流れ。
手作業は現実感覚を得ることで脳の目覚めに良いそうです。
何か一つ、手作業を朝に持ってきましょう。
二度寝はある程度動いてから
二度寝も必ずしも悪ではないといいます。
ポイントは、起きてある程度活動してから二度寝する事。
活動すると脳が「起きた」と判断して、脳内ホルモン「メラトニン」の分泌を止めます。
人間が入眠モードに入るのが、朝にメラトニンの分泌が止まってから15時間後。
メラトニンとは睡眠リズムを操作してくれるホルモンなんです。
一度活動してメラトニンの分泌を止めてからなら、20分程度の二度寝なら睡眠リズムにさほど悪影響を与えないそう。
二度寝はメリットもあるんですよね。以下の記事で二度寝について詳しく解説しています。
まとめ
まとめると、
- 目覚ましは部屋の外に置こう
- 起床時間とモーニングルーティンは固定
- 目薬は効果大
- メザミーで朝の散歩をして
- 最初は軽い家事から動き出そう
- 二度寝は、ある程度活動してからならおk
こんな感じ。これらの対策のおかげで、2年以上5時起きを継続できています。
早起きすることで①可処分時間が増える②日中のパフォーマンスが爆上がり③寝つきが良くなる といい事づくし。
どれか一つでも始めてみてみてください。きっと、人生が変わります。
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