もともと家にあったメタルラックに木材を組み合わたら、素敵な書斎が完成しました。
せっかくなので同じような事を考えている方向きに記事にします。
書斎作りのきっかけ
我が家は木造一戸建て。
1階はダイニングキッチン・リビングが一体化した作りになっており、お父さんの個人スペースは存在しませんでした。
大体そんなもんですよね。
ルーターなどのネット設備は2Fにあるのですが、LANケーブルを1Fまで引きたい旨を妻に相談したところ猛反対。
理由・・見た目が悪い。との事。
しかし代わりに、2Fにて納戸と化していた部屋を書斎として使用する許可が降りたため、晴れてお父さん用の書斎を作ることに。
書斎って、家を建てた当初は「そんなのいらないよ」と思っていましたが、「書斎を持つべき」という以下の記事を見て「書斎欲しいな」と思うようになっていました。
こちらの記事には以下のように書かれています。
1人の時間を持つために書斎を持つ
・1人の時間をスケジュールに組み込む
・毎週決まった曜日・時間・場所・飲み物で思索にふける
・リラックスする場所と集中する場所は異なる
・緑が見える場所はリラックスするにはよいが、集中しにくい
・書斎は穴蔵のような空間にする
・書斎が持てないならば、車の中、雰囲気のいいカフェ・バーを使う
・子供部屋は不要。学習机は不要。子供部屋がないことで勉強するしコミュニケーションをとる
(上記記事より引用)
確かに1人の時間必要だな〜と思います。我が家は子供が3人いていつも大騒ぎ。
賑やかでとても良いのですが、1人で集中してブログ書いたり、瞑想したい時なんかは割と困る事が多いです。
世の中のお父さん方は、妻からの認可が降りず書斎を諦めている人も多いとか。
せっかく妻が許可してくれたので、夢の書斎作りをスタートすることにしました。
デスクを自作
メタルラックを利用してデスクを作りたい
書斎になるのは2Fの3畳間。大きなメタルラックが1/3を占め、完全に物置になっている状態でした。
ざっくりとイメージしたのが
- 大きな木製のスタンディングデスクを置きたい
- 大画面のディスプレイを置きたい
- 配線をうまく隠して見た目スッキリさせたい
こんなところ。
メタルラックがかなり邪魔だったのですが、棚は必要だったので再利用することに。
考えた結果、
「デスクは天板を買ってきて自作。片側の足のみつけて、反対側はメタルラックにのせる形にする」と決めました。
- 大きな天板付きのデスクは高い。納得いくものを買うと3万以上はかかる
- 天板部分の木材を買ってきて塗装する。予算を1万位内に抑える。
- メタルラック部分を足として使って、デスクを広く取りつつ棚としての機能も活かす
こんな感じの理由です。
木材を買おう
早速ホームセンターへ材料を買い出しへ。
部屋のスペースと相談した結果、デスク天板のサイズは160cm×60cmに決定。
ここで重要なのが天板の「厚み」。
160cm以上となる長い板だと、薄いとゆがんだりする不安があるのです。
調べた結果、「3cm」以上の厚みがあれば安心だそう。
見た目的にも、3cmないと「机感」が出なかったりします
ホームセンターにて190cm×60cm×厚さ3cmの木材を発見。
なかなか厚さ3cmと長さを兼ね備える木材が見つからず、ホームセンターを3軒ハシゴして無事購入。
お値段¥8980-。
メタルラックの反対側の足部分は2×4材を切ってもらって購入。
お値段¥400-×2=¥800-。
天板と足で1万円以内に収めることができました。
天板をワトコオイルで塗装
買ってきた木材はパイン材と呼ばれる一般的な木材。
もう少し見た目にアンティーク感が欲しいな、と思い調べたところ「ワトコオイル」なるものが良いそう。
以下の記事で勉強させてもらいました。
ワトコオイルは「初心者でも失敗しにくい」が最大の売りだそう。
毎年ウッドデッキの塗装直しに四苦八苦している私はこの一点のみでこれに決めました。綺麗に塗るとか無理。
初心者でもキレイに塗れるって超スゴイですよ。
DIY初心者あるあるとして、アンティークな家具に憧れて塗料を塗ったくった結果、小学生の図工ばりの汚い塗り物が出来上がったことが誰しもあるのではないでしょうか。
でもこのワトコオイルは一般的な塗料と違い「油を木材に染み込ませる」形なので「塗り感」がなく自然な色合いが誰でも再現できるとのこと。
200mlと1lの2サイズありますが、天板1枚ぐらいなら200mlで充分だそうなのでこちらを購入。
お値段¥1,000-。
塗装と組み立て
塗装
早速塗装していきます。
塗装するのは天板×1枚と足×2本。
まずは天板の表面をヤスリがけし、整えます。
その後一度目の塗装。
塗り終わったら30分ほど乾かして・・
表面の油を布で拭き取ったのち、二度塗り。
この後、24時間乾かします。
足は通常の塗料で塗装。
どちらもしっかり乾かすため、組み立ては2日後。
乾くと、こんな風合いになりました。個人的には満足。
組み立て
いざ組み立て。
メタルラックに天板を乗せて
電動ドリルで穴あけ+ドライバーでネジ入れ。
足は2本だけでは不安だったので間に1本噛ませました。安定感アップ。
ざっくりで長さを測って望みましたが奇跡的にピッタリ。
メタルラックの高さ調整がファジーに行えるタイプのものだと、多少高さがずれても調整できるので安心です。
ひとまず机が完成!
ワトコオイルのおかげで、素人塗りながらなかなかいい感じに仕上がっております。
天板の厚さ3cmを確保したおかげで、安定感もかなりあります。
通常の塗料で塗った足部分はお粗末ですが・・。ここもワトコオイルですればよかった。
配線を隠す
さて、ディスプレイなどを設置して夢のデスクを完成させていきます。
見た目をスッキリさせるために超重要なのが「配線の処理」。
ディスプレイや各種機器のコードは、むき出しではとても見苦しくなってしまいます。
ここで活躍するのが「コードモール」。壁に貼り付けて配線を隠せる便利アイテム。
ホームセンターや100均で安価で購入できます。
両面テープで壁に貼り付け、コードを中に入れるだけの超簡単アイテム。誰でも設置できます。
壁紙の色と合わせて設置することでいい感じになりました。カーブ部分を隠す部品もあるのですが、今回はまだ設置せず。
また、デスクに充電器を設置したかったので、延長コードをデスクの下に設置。
100均で購入したカゴをネジでデスク裏に取り付けて収納しました。
メタルラックを活用して機器を設置
pcとps4を設置していきます。
元からあったメタルラックを活用し、上手く置けました。
さいごに
今回のデスク作成はかなり勉強になりました。まとめると、
- 素人が木材を塗装するには「ワトコオイル」が安定
- 予算1万円程度でいい感じのデスクが作成可能
- デスクの天板は厚さ3cmを確保すべし
- 配線隠しのコードモールは安くて簡単
自作の机だと安価に済む上、穴を開けたりなどの改造も気楽に行えていい感じです。
結構簡単に作れたので、劣化したら「また作ろう」と思えます。ガンガン使い込んでいくぞ。
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